娘の、反抗的な態度に驚き、自分のショックに戸惑い、このまま荒んだ人間になってしまったらどうしよう、手がつけられなくなったらどうしようと恐怖し、かつてないほど(そんなことないか)弱ったもののなんとか復活しました。
まず仕事後、1時間スキーに出かけました。
スポーツはね、やっぱり頭を使ってどうにもならなくて心が折れたときは体を動かすことだね。温泉に行って、食料買い出し!半額の牛肉と半額のまぐろのお刺身と、半額のポテトサラダを買った。豪勢な夕飯のためにだ。牛肉のすきやきとお刺身とポテトサラダは娘の大好物なので景気づけにと。いったい、何に景気づけるのか?
お留守番をしていた娘に、
「よし。もういいよ、たくさん反抗して!」
「でもママだって言い返すことあるから。よろしく!」
といって食卓に豪勢な夕食を並べた。並べる準備は娘も張り切って手伝ってくれた。ふたりでたらふく食べた。
お留守番の間のひとりの時間に、なにを思っただろう。
まーかなり凹みましたわ。どれくらい凹んだか、ってもう怒鳴った後ふて寝した娘の部屋のふすまをバーン!としめてひとりで大泣きし、「母と娘」のワードでネット検索し、暗いネタばかりをみてはさらに落ち込み、遠くの友達に弱音をメッセージ送り、叔母さんや先輩に泣きつきのメールを送り、挙句の果ては大雪の中運転してコンビにまでいってビールとたばこを買ってきたよ!(普段は吸いません。)立派にやさぐれた!!泣きながら一本吸ったら急に眠くなってビール350缶半分残してふて寝。
やっぱり母子は難しいね。育てる大人が一人ってあんまりよくないよ。家の中にいろんな大人がいて、あっちが怒ればこっちで和み、あっちで怒鳴られればこっちで泣く。そういうことができてバランスよく、一人の人間の価値観だけじゃなくて育てられると思う。わたしだって元気がなければ支えてほしいし誰かに当たりたいしでも子どもには言えないし。離婚したから、一人娘に対して思い入れが強くなりすぎてることもあるんだろう。
でも、次の日になって娘はたくさん甘えてきたよ。そうしてくりかえして成長していくんだね。わたしも腹をくくって子どもに向き合って、人として間違ってること以外は時には流していくことにするよ。叔母さんと、先輩が、そう励ましてくれたから。